YAMICがシンガポール船主向けに建造した50,000DWT MRタンカー「JAL KAILASH」号を無事引渡
5月29日、YAMICは、シンガポール船主向けに建造した次世代の環境にやさしい50,000DWT MRタンカー2番船「JAL KAILASH」号を無事引渡し、本船は初航海に向けて出航しました。
「JAL KAILASH」号の主要目はLpp183.00m・B32.30m・Dm19.10m、計画喫水11.00mの新型環境対応MRタンカーで、船主のニーズに合わせて設計されました。本船の建造期間は11カ月で、2024年6月下旬に鋼材加工を開始し、2025年4月中旬に試運転を終了しました。各種の試験データはいずれも研究開発の設定目標を上回っています。
5月28日午前9時38分、双方代表は引き渡し書類に署名しました。
10時30分、YAMICは本船の命名引渡式を盛大に行いました。ゴッドマザーのSwati Sharma女史、スポンサーのArcelor Mittal中国法人トップSanjay Sharma氏、JALDHI執行役員V.C.Bothra氏、CEO Suresh Kumar氏、ロイド船級社大中華エリア外国船主ビジネスマネージャーDimitrios Chalas氏、揚子江船業グループ副総経理兼任当社総経理宋書明、COO田村光路、CFO石丸雄次、副総経理陳国強やCMO中尾慎一、総経理助理楊立峰及び各協力者、従業員などが出席しました。
ゴッドマザーのSwati Sharma女史は本船を「JAL KAILASH」号と命名し、スポンサーのSanjay Sharma氏はシャンパンによる儀礼を行いました。ここに爆竹と汽笛は鳴り響き、龍と獅子はともに踊り、楽しい雰囲気の中で命名式が始まりました。新しく命を授かった本船や本船の乗組員の安全な航行を祝福し、船主に幸運と富·ロイド船級社とYAMICに栄誉をもたらすことを心から祈っております。
造船所代表として宋書明は、「Jaldhi現場チーム、ロイド船級社、そして本船の建造に貢献してくれたYAMICの従業員たちに感謝致します。当社はお客様のためより安全な、より環境にやさしい、より性能の優れた船舶を建造していきます。」と発言しました。
船主代表のSuresh Kumar氏は、「この場をお借り、現場チーム、ロイド船級社、並びにYAMIC の皆様に心より感謝申し上げます。本船の建造において示してくださった専門性と尽力に深く御礼を申しあげます。本船はYAMIC がJALDHIに引渡した4隻目となる船舶であり、管理チーム及び生産チームの効率的な連携と支援に衷心より謝意を表します。今後のプロジェクトにおいても、YAMICとの協力関係をより一層深化させ、引き続き優れた船舶を共同で建造してまいる所存です。」と発言しました。
「JAL PRERANA」号の順調かつ無事な運航を祈っております。