YAMICがブルガリア船主のために建造した第2隻目31800DWTLake bulk carrier船を引き渡しました
8月2日に、YAMICがブルガリア国家運航会社NAVIBULGAR社向けに建造した2隻目の31800DWTLake bulk carrier船「SLAVYANKA」号(マルタ船籍)が無事に命名され、引き渡されました。YAMIC岸壁で新船の命名式を開催し、教母Katya MilevaMutafova女史は新しい船を「SLAVYANKA」号と命名し、ロープを切ってシャンパンの儀礼を行いました。汽笛を鳴らし、新しい船や船に乗っている乗組員の安全な航行を祝福し、船主に栄誉と富をもたらすことを心からお祈りします。
「SLAVYANKA」号はDNV船級で、YAMICが今年引き渡した第8隻目の船です。NAVIBULGAR社、DNV船級及び造船所従業員の協力と努力により、「SLAVYANKA」号の生産プロセスは順調に進み、2022年10月8日に着工、2023年3月27日に船台搭載し、2023年5月31日に進水して、春節を含めて10ヶ月で順調に引き渡しました。
ブルガリア国家運航会社(NAVIBULGAR社)の執行役員Alexander Kalchev氏、運航リース部門のマネージャーKatya MilevaMutafova氏、CLOのVasil Atanasov氏及び現場監督チームのプロジェクトマネージャーNikolay Nikolov氏、工商銀行金リース運航金融部副社長寇光超氏、DNV船級江陰オフィスマネージャー史勇林氏、そして揚子江船業グループ副総経理兼任YAMIC総経理宋書明、CFO上山淳一、副総経理陳国強や総経理助理中尾慎一ら代表が署名・命名式に出席しました。
31800DWTLake bulk carrier船「SLAVYANKA」号を順調に命名し引渡したことにより、ブルガリア国家航運公司(NAVIBULGAR社)が注文した連続8隻のシリーズ新規造船プロジェクトが完了しました。本シリーズ船は北米5大湖エリア及びセントローレンス運河で航行するための各要求を満足しただけでなく、同時にSOx、NOxなどの排気指標は最新の国際汚染防止要求を満足した上、EEDIエネルギー効率指数もバルクキャリアPhase II及び一般貨物船PhaseIIIの基準を達成しました。また、同クラスのLake bulk carrier船の中で最大級の積載量を実現し、マルタ船籍の船員快適度要求も満足し、操縦性能が優れ、周波数変換技術[N1] による省エネ、全船の貨物艙で危険物を積載することが可能、甲板やハッチカバーへの危険物積載要求も満足しました。本シリーズ船は省エネ・排出削減、環境保護、用途と性能がより優れた次世代のLake bulk carrier船舶になりました。